「はいよろこんで」が大ブレイク中のこっちのけんとさん。
紅白歌合戦の出場も内定し、ますます活躍が期待されるアーティストです。
こっちのけんとさんの本名は菅生健人(すごうけんと)。
なぜアーティスト名が「こっちのけんと」になったのでしょうか。
菅生健人さんの中には「こっちのけんと」と「あっちのけんと」という二人の“けんと”がいたそうで、
のちのアーティスト名になる理由が気になります。
この記事では
・こっちのけんとの名前の由来は?
・「こっちのけんと」ともう一人「あっちのけんと」の存在も?!
についてまとめてみました。
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こっちのけんとの名前の由来は?
本名は菅生健人(すごうけんと)
SNS総再生回数140億回という驚異の数字をたたき出した「はいよろこんで」。
歌っているのは「こっちのけんと」さんです。
こっちのけんとさんの本名は菅生健人(すごうけんと)さん。
こっちのけんとの「けんと」は本名から来ているようです。
アーティスト名「こっちのけんと」の由来は?
大学を卒業後、サラリーマンとして働いていた、というこっちのけんとさん。
その時代は自分の中に「二人のけんと」の存在があったそう。
こっちのけんと…歌を歌っている“ホームの自分”
あっちのけんと…背伸びをしてサラリーマン生活を送っていた“アウェイの自分”
『アーティスト名を何にしようかな?』と考えたときに、『“こっちのけんと”で行こうか!』ということで、この名前を名乗っています」
理想を追いかけた会社員時代を「あっちのけんと」と位置づけ、やりたいことしか続かないと気づき始めてからを「こっちのけんと」と区別していたそう。
こっちのけんとの気持ちを選択し、それが生業となり、人の心を動かす曲を歌うこっちのけんとさん。
しかし、あっちのけんと時代には人知れず悩みや苦労があったようです。
「こっちのけんと」と「あっちのけんと」
「あっちのけんと」はサラリーマン
こっちのけんとさんの兄は俳優で歌手でもある菅田将暉さん。
知らず知らずのうちに「兄の顔に泥を塗ってはいけない」と無理をするようになってしまったとのこと。
しかしその中には嫉妬の感情もあり、兄より自信のあった「歌」に励み、アカペラの全国大会で2回も優勝を果たします。
ところが同時期、兄の菅田将暉さんがアカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞したり、歌手デビューまで果たし、
自信のあった「歌」まで兄に持っていかれた、と絶望的な気持ちをもってしまったそう。
それがきっかけとなり、勉強と就職活動に力を入れ、「菅田将暉の理想の弟」となるべく、上場企業のコンサル会社に入社したそうです。
「あっちのけんと」は鬱病を発症してしまう
勉強と就職活動に尽力し、上場企業のコンサル会社に就職を果たしたこっちのけんとさんですが、
兄の活躍に両親と祖父母が喜ぶ姿を見るたび羨ましさに苛まれたとそう。
コンサルという職業柄、社外秘な情報は話すことができず、自分の頑張った功績を家族に届けることのできない葛藤にも悩まされ、気持ちは限界に達してしまいます。
《悩みが悩みを呼び、入社後1年が経った頃、家の玄関で倒れてしまいました。鬱と診断され、退職させていただきました》と告白。
《兄は16歳から1人で上京して仮面ライダーをしてたのかと思うと、死にたくなりました》と《どん底》を味わった。
「あっちのけんと」時代の苦悩が「こっちのけんと」の歌になる
自身が鬱病であったことを告白したこっちのけんとさんは、当時の気持ちが現在の楽曲につながっていると告白。
楽曲は「ずっとメモしてた自分の鬱憤というか、(そういう感情を)爆発させた」ものだと表現した。
曲を聴いた自殺志願者から多くの感謝の声が届いたことが「人のためになれた」と人生で一番嬉しかった、と語っていました。
こっちのけんとさんの曲を聴いた人からは「涙が出た」「刺さった」などの感想が多数。
筆者も当初はキャッチーな明るいノリの曲だ、とだけ思っていましたが、
こっちのけんとさんの人生や歌詞の意味を知るたびに、なんて深い曲なんだと改めて感じています。
今後のこっちのけんとさんのご活躍応援しています!
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